よた
桃太郎、さるかに合戦、こぶとり爺さん等々、読み人知らずの昔話。 口伝えに現代まで伝わる物語も、元を辿ればそれぞれの時代を生きた人たちの“今”を、ただただお話にしたのではないだろうか。その裏にはどんな思いが?教訓が?なんて考察す るほどに深くは考えていなかった、かもしれない。だってそれは、見た人や聞いた人が後 からやっていくことだから。 今、楽しい。今、面白い。そこにきっと過去もあって、未来もある。